高校生のいとこは昔から私をなぜかひどく好いてくれている。
いとこ家族がうちの地元のばあちゃんちに来るんで私も母と行くという試練を成し遂げた。
世間話を聞きたくない、また不安になるため一人でいたく、居間の横の部屋のベッドで本を読んで過ごすつもりでいたが、いとこが部屋にやってきて二人きり。
よく喋る子になってた。爆発したように喋りまくってた。スマホの文字打ちで会話させてくれた。
そのおしゃべりに私は無言の笑顔とうなずきで答えた。
一緒にお菓子を食べ、絶対一緒に旅行しようねと指切りげんまんされ、手フェチだと言って浮き出た血管を褒められ、「話しやすい…」「お兄ちゃん大好き…」と言われなにこれラブコメ?「大好き」とLINEでもたまに言われる。私の何がいいのかサッパリ。
LINEでよく会話はしており気づかいのうまい子だと思っていたけど、アスペルガーのけがあり「空気が読めない」とその子の親から聞く。私があの部屋になるべく一人でいたかったとはわからなかったようだ。
緊張と不安と照れでいっぱいいっぱいだったが、いい経験になった、ありがとう。
イヤホンしても隣の居間の偏見たっぷり世間話丸聞こえで参った。
自分と他の家族は住む世界がまるで違う。
座りっぱなしで気づかなかったが尿を我慢しすぎたらしく、帰る時にトイレ行ったところ3分間くらい尿が止まらなかった。
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