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アニメーション感想とanime塗りの考察
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Wylde Pak
先月から始まったニコロデオンのコメディ。手描き風のむにむに動く線画、豊かな表情、低フレームレート、意図的にきちんとしてないパース。愛らしく温かい風景。ジャックの顔が好き。ハルモニの大物感いい。
そういえばカートゥーンネットワーク作品は韓国下請けが多かった。ニコロデオンについては詳しくない。

ねこぢる草
さながら一晩の夢。終盤でやっと物語が見えてくるが意味があるか不明。夢や臨死体験は単なる夢や臨死体験。
原作シリーズは子どもの残虐性と人間の薄汚さに焦点当てたと言える後味悪い作品。原作者ねこぢるを深追いするつもりはない。精神的に参っている時には触発されそうになる。

ジークアクス
ブラック(褐色?)肌の色のキャラは登場するもののまだ昔ながらの日本のアニメだなという印象。物語と用語に関しては理解できていないため口を出さないようにします。自分アホなのかな…

真・侍伝 YAIBA(観てない)
色彩がいい。セル画時代再現。肌のオレンジ色の影、髪の毛の塗りがわかりやすい。レイヤー合成されたシーンなければ昔のアニメと見間違う。これが懐かしい新しさだ。



・日本のアニメはデジタル完全移行してからだったか、よく光の表現のためにスクリーンやオーバーレイとかするじゃないですか。キャラ色彩設計は普段のままにレイヤー合成して空気感出すっていうのか、あの現代オタクアニメらしい演出。ポニョやサマーウォーズはキャラ影塗りもなくフラットで非常に良かった。強い照明のある場所や特別なシーンでのみキャラ影付けるのもいいですね。


・日本では色塗りの後から影を付ける、西洋では陰影から起こして光を落とす傾向にあると知った。キャライラストだと前者は日本のアニメ/イラスト風だとは感づいてた。日本画も同じ方法らしい。
自分が去年編み出した塗り方は後者だった。最近描いてる絵は表情などほとんど日本的だろうけど、塗りは日本のオタクっぽいと感じさせない絵が描きたい。
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