過去に非肉食についての意見を母親に否定された。即座に謝罪されたが、ひどい言われようだった。
ああ、自分は影響力がないんだ。せっかく話したのに理解してもらえないんだ。もう他人にこの話はできない。
肉食に関しての話題に非常に敏感になった。肉を見る、読む、聞く、感じると強い怒りがこみ上げてくる。もはや「見てはいけない」OCDの症状ではないか?
哺乳類の肉を食べなくなってどれくらい経つか忘れた。
しかし乳製品、肉エキス、脂肪、ゼラチンなどの入った料理は食べている。完全に避けると大好きなカレーやシチューが食べられなくなってしまう。辛くも妥協している。
それでいて鶏肉は食べているから自分はなんて勝手な人間だろう。肉の中では栄養が豊富で、健康リスクが低く、父が鶏肉料理をよく作ってくれて、好きであるから。
また大きな哺乳類ほどは苦しまずすぐに絶命できるのではないかと考えている。いや、苦痛を受けるのは知っている。
不幸だ。毎日心の中で怒っているのだから。
私が一人でいらいらしていても世界は何も変わらない。弱い自分が人を変えることはできないとわかっている。自分を変える必要がある。自分にできることをやればそれでいい。そう心に刻みたい。
昔は食べていた。体に悪いが美味しかった。シャウエッセンやハンバーグが好きだった。
正直、昔の状態に戻りたい。動物の権利を考えずに食べていた昔に。
動物が苦痛と恐怖を感じながら虐待されて生き、または裏切られ、殺されているのを今になって知っているのに、なんて勝手なんだろう。
それでも昔のように、世界中の勝手な人間たちや、意見を否定された怒りにいつまでも苛まれずに、楽にいられるようになりたい。
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