80代のばあちゃんの状態は悪化して、黙っていてもひどく痛むらしい。脚か腰かは聞いてない。今日は起き上がっておらず。おむつを穿いて、朝から介護施設の人がポータブルトイレを持ってきた。
してほしいことがあれば呼び鈴を鳴らすようにさせた。朝、なにも食べてないからお腹が減った、冷凍庫からアイスを取ってと呼ばれた。これだから糖尿病になったのに。
薬は飲んでいるだろうか?タバコも吸ってないだろうな。
常に痛む…今後ずっと?これから寝たきりになるの?
昼過ぎに音がしないので見に行ったら、寝ているのか死んでいるのかわからなかった。
居間に戻ってしばらくすると呼び鈴が聞こえた。扇風機をつけてと寝起きの弱々しい声で頼まれた。ありがとうと言われた。
突然罪悪感に襲われた。自分は何かしてあげられたか?
迷惑がってばかりいた。鼻すすりが不快でたまらなかった。ばあちゃんの前では怒りを抑えていたけど。簡単な頼みはできるだけきいてあげている。それだけ。
「もう死ぬんでないか」と母がばあちゃんに予感することはこれまでに何度かあった。なんだかんだ生きるものだと思ってはそのとおり。そんな自分が今初めて予感している。
寝たきり、偏食していれば免疫力が弱る。
ばあちゃんは人生を楽しめただろうか。
PR