【午前10時】朝、うちにいる母方ばあちゃんが脚が痛くて動くのも辛いようで、母が病院へ連れていってる。入院するかもしれない。足腰が悪く、糖尿病、認知症のばあちゃんは自分が家にいると迷惑がかかると思っているようで、施設に入りたいと言っては母を困らせている。このご時世だからなかなか施設にも入れてくれないんだと何度教えても。
入院するとしたらなんとなく寂しい反面、一人で家で自由にできて気楽でもある。さっき掃除機をかけた。寂しがりのばあちゃんがいると玄関を開けるだけで「どっか行くのか」と聞かれたりお小遣いに呼ばれたりしてメンドくさい。もちろん悪いことではない。ばあちゃんなりの愛情だ。
米をとごうとしたら米びつにない。米袋があるか確認しに行ったついでにばあちゃんの部屋の台所を撮った。
【午後】結局入院できず帰ってきた。痛み止めを飲んで、夜にまた痛がる。どうしようもなく母がまいってる。
手術で脚が片方曲がらなくなったばあちゃんは以前から運動する努力をしなかった。足腰が痛くても薬漬けするだけで、運動不足解消によって食い止めようとはしなかった。どんどん弱っている。
いつだか近所を一周してみるかと外へ出て、一周半分も歩けなかった。それで終わり。諦めるのが早すぎる。それでもあの時半分くらいは歩けたのだ。
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