空き地に建った家はオープンハウスだった。オープンハウスの仕組みは知らない。住むの決まってないのに作るのかな。
世界は知らないことで溢れていて不安になってきた。引っ越しの方法、道外移住の仕方も団地の住み方も知らない。クレジットカード、ATM、バス。
携帯電話の手続きなんてほぼ全部母にやってもらって、パスワードの変更がどうこうさえ苦手でたまらない。
母に話すと返ってくる言葉は「なんとかなる」。考えすぎたって仕方ない。将来が不安なのは自分だけでない。
数十年後親が死んだ後に、好きな場所に移住すると考えるようになると本当に救われるのがわかった。
20歳になったら自立すると思っていた、責任感のなかった10代の頃とは違う。
数十年後には違う自分がいるかもしれない。ましてや親のすねをかじれなくなると、心に大きな変化が起こる…バネになることを願います。
肥料をあげた翌日に新しい葉が開いてきたテーブルヤシ。このひとは強い。一度ほとんど枯れて復活した。
南国の植物が大好きです。南国の建物や雰囲気、暑さが大好きです。
なぜ北海道で生まれ育ったのか。